エアバス親会社幹部、株で不正利益147億円…仏紙報道
10月4日23時19分配信 読売新聞【パリ=林路郎】昨夏発覚した欧州航空機メーカー・エアバス社をめぐるインサイダー取引疑惑を調べていた仏金融市場庁(AMF)が、このほど同国司法当局に提出した中間報告で、エアバス社を100%子会社とする航空宇宙大手EADS社の経営幹部21人が自社株売却で総額約9000万ユーロ(約147億円)の利益を得たと指摘していたことがわかった。
3日付仏紙フィガロが報じた。仏政府の関与も疑われており、予審判事が立件を決めれば政界へ波及する可能性もある。
同紙がスクープとして伝えた報告書によると、21人は2005年11月から06年3月までの間に2度に分けてEADS社株を大量に売却。翌4月には大株主の仏ラガルデール社と独ダイムラー・クライスラー社も計15%の株を売却した。
by deracine69 | 2007-10-04 23:19 | ヨーロッパ