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大敗選挙辞めず内閣改造し所信表明までして突然逃亡した裏側

9月16日10時1分配信 日刊ゲンダイ

 1年前の総裁選、安倍首相は7割近くの票を集めて当選した。それが今や、安倍首相を本気で支えようとしている議員は皆無に近く、党内力学からも、延命は難しい情勢になっていた。

「再チャレンジとか安倍応援隊など、これまで安倍を支えてきた自民党議連もサジを投げ、落ち目首相にソッポを向き、麻生幹事長や与謝野官房長官にスリ寄っていました。テロ特措法をめぐる指導力のなさにブッシュが電話で“どうするんだ”とせっついたとか、改革路線変更に小泉前首相がキレて引導を渡したという話もまことしやかに流れています」(官邸事情通)

 内閣改造後は安倍と麻生のAA政権になるといわれていた。それが現実には麻生―与謝野政権に生まれ変わったのだから、安倍首相は歯ぎしりの毎日。完全にお飾りで、「ダマされた」と気が付いたときは後の祭りだ。

 塩崎前官房長官や世耕前首相補佐官の“お友達”も官邸から追放され、頼みの井上秘書官はスケジュール管理の秘書に格下げ。気付いたときには、安倍首相は官邸でもひとりぼっちになっていたというわけだ。

「話し相手もいなければ、相談できる人もいない。女房役の官房長官の与謝野からして安倍をバカにしている。完全に孤立してしまったのです。こうなってくると、さすがに本人も、『麻生と与謝野の2人は、自分を散々利用した後で捨てるつもりだろう』と悟ったのでしょう」(政界関係者)

 そんな状況でブッシュや小泉に肩を叩かれると、へなへなと腰が抜けて当然だ。

 永田町では今、「クビにロープの輪を通し、『法案が通らないなら死んでやる』と叫ぶ安倍の足元のミカン箱を、麻生と与謝野の2人が蹴飛ばした」なんて冗談が交わされている。

by deracine69 | 2007-09-16 10:01 | 政治  

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