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栗本鉄工所が強度改ざん 高速道路橋梁の型枠

2007年11月21日 17時41分

 栗本鉄工所(大阪市)が、高速道路の橋梁の内部に空洞をつくるために利用する鉄製型枠の強度試験で数値を改ざんしていたことが分かり、東日本、中日本、西日本の高速道路3社が21日、緊急点検を始めた。各社や国土交通省は、橋梁の安全性に問題ないとしている。

 強度が改ざんされていたのは、鉄筋コンクリート製の橋梁を造る際、重量を軽くするため内部を空洞にする円筒形の鉄製型枠。改ざんの時期や件数については現段階では不明で調査を進めているという。

 高速道路3社によると、栗本鉄工所は自社で行う型枠の強度試験で、型枠に加わる力を計算する「換算表」を、本来加わる力の35-80%になるよう改ざんしていた。また、型枠の鉄板の厚さも、カタログで示した仕様より0・1-0・4ミリ薄くしていた。(共同)

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by deracine69 | 2007-11-21 17:41 | 経済・企業  

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