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強盗目的、可能性低い-坂出3人不明

2007/11/21 09:30 四国新聞

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 香川県坂出市林田町、無職山下清さん(43)の長女茜ちゃん(5つ)と二女彩菜ちゃん(3つ)、姉妹の祖母で隣に住むパート従業員三浦啓子さん(58)が三浦さん宅から行方不明になった事件で、三浦さん宅から盗まれた物や、室内に物色された形跡が確認されていないことが20日、坂出署の捜査本部の調べで分かった。捜査本部は強盗目的の犯行の可能性は低いとみて、交友関係を含め聞き込み捜査を進めている。

 調べでは、三浦さん宅の居間には財布がカバンに入ったまま残され、ほかに盗まれた物も確認されていない。また、寝室にあるタンス、鏡台の引き出しは開いた状態となっていたが、特に荒らされたとみられる形跡はなかった。

 三浦さん宅では、玄関の扉や窓がこじ開けられたり、土足で踏み込んだ跡が残っていないことも確認。16日未明から朝までの間、付近の住民から不審な物音や悲鳴を聞いたとの証言もないという。

 こうした状況から捜査本部は、何者かが強盗目的で押し入った可能性は低いとの見方を強めた。交友関係で何らかのトラブルがなかったか、なぜ三人を連れ去った上、三浦さんの自転車や靴、携帯電話を持ち去ったのかなどに着目して捜査している。

 調べでは、姉妹は15日午後6時ごろ、三浦さん宅に泊まるため家を出たが、16日午前7時50分ごろに姉妹の母佐智子さん(34)が迎えに行った際、3人の姿はなく、寝室などに血痕が残されていた。

 捜査本部は20日も引き続き、80人態勢で捜査。3人の行方や持ち去られた自転車、携帯電話などを捜索したが、見つからなかった。

by deracine69 | 2007-11-21 09:30 | 社会  

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