ガレッジセール「音楽でサンゴ礁守れ」 照屋林賢さんらとネットワーク設立
2月22日20時49分配信 産経新聞「サンゴのために協力してください」-。音楽プロデューサーでりんけんバンドリーダーの照屋林賢さん(58)と、人気お笑いコンビ、ガレッジセールの2人が沖縄のサンゴ礁の窮状を音楽で訴えるネットワーク「SaveTheCoral2008」を立ち上げ22日、環境省で記者会見した。
同ネットワークは、官民一体となってサンゴ礁の現状や保全の意義などを知ってもらう世界的な取り組み「国際サンゴ礁年2008」の一環。
子供のころは身近にサンゴ礁に触れ合えたのに、だんだん減少していくのを目の当たりにし心を痛めたという2人。ゴリさん(35)は「サンゴ礁は見ているだけで幸せな気持ちになった。自分の子供にも同じような幸せな気持ちにさせてあげたい」と熱く語り、川田広樹さん(35)も「死にかけているのなら、僕のできる限りの力を出してなんとか復活させるようにがんばりたい」と、いつになく真剣な表情だった。
今後、沖縄や東京などで音楽イベントを開催し、サンゴ礁の現状と保全を訴えていくという。
サンゴ礁をめぐっては、地球温暖化の影響で海水温が上がり、サンゴの体内に住む植物プランクトン(褐虫藻)が外に逃げだしサンゴが光合成ができなくなって、ひどい場合には死滅する「白化現象」が深刻な問題となっている。
by deracine69 | 2008-02-22 20:49 | 社会