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<馬インフル>北海道・日高の牧場などで24頭の感染確認

4月17日1時52分配信 毎日新聞

 北海道・日高管内の牧場など4施設で馬インフルエンザの感染馬計24頭が確認された。道内の発生は昨年11月末以来、約4カ月半ぶり。競走馬の種付けシーズンで牧場間の繁殖牝馬の移動が増えており、16日には種付け業務を中止した牧場も。日高家畜保健衛生所(新ひだか町)などは感染拡大の恐れがあるとして、管内の牧場に注意を呼びかけている。

 同衛生所などによると、浦河町の乗馬施設「アエル」から7、8の両日、乗馬用の計7頭が感染したと届け出があった。同施設は今月末まで体験乗馬と施設見学を中止した。

 また、15日には管内の3牧場で計17頭の感染が確認された。このうち、ブライアンズタイム(ナリタブライアンらの父)など、多数の有名種牡馬を所有するアロースタッド(新ひだか町)では5頭が感染し、拡大を防ぐため16日から3日間、種付け業務を中止した。19日以降は状況を見て再開するかを判断する。「一番忙しい時期なので残念。出入りを規制し拡大を防ぐしかない」と話す。

 日高支庁によると、今年種付け予定だった馬の約7割は種付けが終わっているが、感染拡大が続けば生産頭数減につながる恐れもあるという。日高家畜保健衛生所の山口雅紀次長は「直接流産につながる病気ではないが、種付けができなくなる馬が出てくる可能性もある。消毒を徹底したい」と話す。29日に札幌で開幕予定の道営ホッカイドウ競馬の開催には影響はないという。【金子淳】

by deracine69 | 2008-04-17 01:52 | 社会  

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