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ポル・ポト死去から10年、国連事務総長が声明発表

2008.04.16 13:25 CNN

国連(CNN) 1970年代に200万人以上を虐殺したカンボジアのクメール・ルージュ政権の指導者ポル・ポトが死去してから、15日で10年を迎えた。潘基文国連事務総長は声明を発表し、現在存命の旧ポル・ポト政権幹部を裁く必要性を強調した。

事務総長は、世界史上で「最も暗黒の一章」を緊急に終わらせることが重要だと指摘し、カンボジア特別法廷(ECCC)が「カンボジア国民にとって長年の懸案だった裁判をすみやかに行うだろう」と述べた。事務総長はまた、国連とカンボジア政府が引き続き連携し、ポト派幹部などを積極的に拘束する方針を明らかにした。

これまでに拘束され、戦争犯罪や人道犯罪で訴追されたポト派幹部は、キュー・サムファン元国家幹部会議長、イエン・サリ元副首相と妻イエン・チリト元社会問題相、ヌオン・チア元人民代表議会議長、トゥール・スレン政治犯収容所で虐待を主導したカン・ケク・イウ元所長の5人。

ECCCは2006年に始動し、審問は昨年11月に開始された。裁判官はカンボジア人3人と外国人2人で、審理は少なくとも2010年まで続くとみられている。

by deracine69 | 2008-04-16 13:25 | アジア・大洋州  

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