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朝青龍「ダライ・ラマは師」…謹慎中、チベット高僧が激励

4月23日14時56分配信 読売新聞

 【ロンドン=森千春】「ダライ・ラマは、私の尊敬する師です」--。横綱朝青龍が、本場所への出場を禁じられていた試練の時期に、自ら信仰するチベット仏教の高僧と、信仰について語り合い、精神的な励ましを受けていたことが、関係者の証言で明らかになった。

 この高僧は、チベット仏教サキャ派の次期座主の地位にある、ラトナワジラ・リンポチェさん(インド北部デーラドゥーン在住)で、モンゴル訪問中の昨年10月初め、朝青龍が療養生活を送っていたホテルに招待されて面会した。

 通訳にあたったモンゴル人僧、オトゴンバータル・バダムさんによると、朝青龍は「ダライ・ラマは、数々の苦難に負けていない」と、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世への尊敬の念を吐露。出場停止の「問題」を抱えていると打ち明けて、自ら請うて加持を受けた。面会は約1時間で、朝青龍は、「私は再起します」と力強く約束したという。

 モンゴルは、チベット仏教が主流宗教で、インド在住のチベット人僧らとの交流も盛んになっている。

by deracine69 | 2008-04-23 14:56 | スポーツ  

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