人気ブログランキング | 話題のタグを見る

深圳で4日対話 中国とダライ・ラマ特使

2008年5月3日 17時43分 東京新聞

 【北京3日共同】インド北部ダラムサラのチベット亡命政府の報道官は3日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使ら2人と中国当局との非公式対話が4日朝、広東省深圳市で行われることを明らかにした。

 双方の対話は昨年7月以来中断しており、今年3月のチベット暴動後、初めてとなる。中国政府はダライ・ラマを「祖国分裂主義者」と非難する原則的立場を変えておらず、対話は難航が予想される。

 ダライ・ラマ側は対話で、チベット自治区などで発生した暴動について、中国当局による武力での暴動鎮圧などに対するダライ・ラマの懸念を中国側に伝えるとともに、事態沈静化に向けた提言を行う方針。

 報道官によると、特使は過去の中国側との対話でも代表を務めたロディ・ギャリ氏。中国側は、チベット問題を主管する共産党統一戦線工作部の代表が協議に参加する予定という。

Links:関連記事

by deracine69 | 2008-05-03 17:43 | アジア・大洋州  

<< <世論調査>首相にふさわしい福... 米産牛肉輸入問題で、韓国政府批... >>