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米国産牛肉輸入で韓昇洙首相が国民向け談話発表

5月8日11時4分配信 YONHAP NEWS

 【ソウル8日聯合】韓昇洙(ハン・スンス)首相は8日、米国と他国の交渉過程を見守りつつ、新たな状況が発生した場合にはいつでも米国と締結した牛肉交渉の改正を要求するとの考えを示した。同日に発表した国民向けの談話文を通じて明らかにしたもので、政府はどのような場合でも国民の健康を最優先に守り、特に誇らしい未来である子どもと青少年の健康を守るためすべての努力を尽くすと述べた。

 韓首相はまた、政府が最も重要と考えているのは国民の健康で、国民が心配する狂牛病が米国で発生し国民の健康が危険にさらされると判断すれば、輸入中断措置を取るとし、輸入されるすべての牛肉に対する全数調査の実施と、調査団を派遣して徹底した調査を行うと明らかにした。

 一方、米国産牛肉は米国人だけでなく、世界96カ国の国民がともに食べており、米国に暮らす250万人の韓国同胞と11万人の韓国人留学生も食べていると指摘し、それにもかかわらず米国内で人に狂牛病が発生したケースはなく、1997年8月以降の10年間に生まれた牛に狂牛病が発生したケースも1件もないと強調した。

 韓首相は、政府がこうした事実を基に今回の交渉を進めてきたとし、政府がどうして国民の健康に害を及ぼすことをするのかと反問するとともに、政府が外国とのどのような交渉でも国民の健康を譲歩したことはないとして国民の理解を求めた。

by deracine69 | 2008-05-08 11:04 | アジア・大洋州  

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