ルール違反の貿易政策、米国が最多の36件…経産省報告書
5月8日15時4分配信 読売新聞経済産業省は8日、主要国の通商政策を世界貿易機関(WTO)のルールに照らして点検した「2008年版不公正貿易報告書」を公表した。
ルール違反の可能性があると指摘した各国の貿易政策は前年より1件増えて113件だった。
国・地域別では、米国が36件で07年に続いて最も多く、中国が29件、東南アジア諸国連合(ASEAN)が19件で続いた。
報告書は、07年に米国を抜いて日本の貿易相手国の1位になった中国を初めて第1章で取り上げた。その中で、中国は知的財産権を保護するための法整備は進んだものの、海賊版や模倣品の横行が悪化傾向にあると指摘した。
by deracine69 | 2008-05-08 15:04 | 行政・公務員