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参院、道路特措法案を否決 民主2氏造反

5月12日16時19分配信 産経新聞

 揮発油(ガソリン)税を今後10年間道路特定財源に定める道路整備特別措置法案(道路特措法案)は12日午後の参院本会議で、民主党などの反対多数で否決された。衆参両院の議決が異なるため、自民、公明両党は13日の衆院本会議で、憲法59条に基づいて再議決し、3分の2以上の賛成多数で成立させる。

 民主、社民、共産の野党3党は、特措法案が平成21年度から道路特定財源を一般財源化する政府・与党方針と矛盾するとして、反対。国民新党は道路特定財源を維持する姿勢を示しているものの、他の野党に配慮して参院採決を棄権した。

 これに対し、政府は13日の再議決にあわせ、特措法案の適用を1年限りとすることや道路整備中期計画(10年)の5年間への短縮などを閣議決定する。政府・与党方針と特措法案の矛盾を解消し、世論の批判をかわしたい考えだ。

 道路特措法案は3月13日に衆院を通過。民主党は法案審議を引き延ばし、衆院再議決が可能になる参院送付後60日間は採決を行わない考えだったが、年金や後期高齢者医療制度問題で福田政権を国会で追及する戦術に急遽(きゅうきょ)転換、参院採決に応じた。

 一方、民主党の大江康弘渡辺秀央両参院議員は党方針に反して賛成した。

by deracine69 | 2008-05-12 16:19 | 政治  

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