四川大地震 疫病爆発流行の恐れ!?
5月20日10時1分配信 日刊ゲンダイ中国・四川大地震発生から、17日で6日。これまでに判明した死者数は2万2000人を突破したほか、依然として1万数千人が生き埋めになったままだ。最終的に死者の数は5万人を超えるとみられているが、震源地の周辺地域では「疫病大発生」の危機も叫ばれ始めた。
一部香港紙によると、被災地を脱出してきた地元住民たちは「伝染病が爆発的に蔓延するかもしれない。怖くて逃げ出した」「すでに疫病が発生している」などと口々に話しているという。
実際、被災地ではあまりの死者の数に、収容されていない遺体が腐敗し、悪臭を放ち始めている。綿竹市では火葬場が倒壊し、約3600体の遺体が埋められたが、住民は「雨が降ったらどうなるか」と不安がっている。
一命を取り留めた被災者も劣悪な環境に置かれ、水不足が深刻でトイレもロクに行き渡っていない状態だ。
人口60万人の都江堰市では1万人分の浄水設備しかなく、衛生状態の悪化から疫病大流行が懸念されている。
by deracine69 | 2008-05-20 10:01 | アジア・大洋州