警官女性射殺で大家提訴=アパート取り壊し-東京地裁支部
2008/05/29-11:57 時事通信東京都国分寺市で昨年8月、警視庁立川署巡査長が知人女性を拳銃で射殺し自殺した事件で、現場アパートの大家だった男性が、借り手がいなくなりアパート取り壊しを余儀なくされたとして、東京都を相手に約2520万円の損害賠償を求める訴訟を29日までに東京地裁八王子支部に起こした。
訴状によると、アパートは1984年に建築され、2004年4月にリフォーム。少なくとも今後10年間で計約1800万円の賃料収入が得られた。しかし事件後、賃借人が「事件のあったアパートには住むことができない」と相次ぎ退去。建て直しても、事件を入居希望者に重要事項として説明せざるを得ず、新規賃借人は見込めなくなった。
また、現場となったことで、警察への捜査協力に加え、殺到したマスコミへの対応に追われたなどとして、慰謝料100万円も合わせて求めた。
by deracine69 | 2008-05-29 11:57 | 行政・公務員