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ロシア大統領、記者襲撃事件の調査を確約

6月6日9時50分配信 産経新聞

 【ベルリン=黒沢潤】ドイツを訪問中のロシアのメドベージェフ大統領は5日、ベルリン市内で講演を行い、ロシアで多発する記者襲撃事件の調査を徹底して行う意向を表明した。

 大統領は「記者の生命や健康にかかわるすべての事件を調査し、起訴する」と述べ、「これは政府の義務である」と語った。

 ロシアでは2004年7月、米経済誌「フォーブス」(ロシア版)のフレブニコフ編集長がモスクワの事務所前で射殺されたほか、06年10月には、チェチェン報道で知られる独立系ノーバヤ・ガゼータ紙の女性記者、ポリトコフスカヤさんが自宅前で射殺されるなど、多数の記者が襲撃される事件が発生している。

 メドベージェフ大統領は一方、ロシアと欧米のさまざまな対立点を解消するため、国連憲章の原則にもとづく安全保障上の包括協定締結の必要性も訴えた。

 大統領は、小説家ジョン・ル・カレ作の「寒い国から来たスパイ」をもじって「寒い国から来たロシア」などとおどけたうえで、「ロシアは世界的な政治の舞台、多くの地下資源などを携えて世界の経済の舞台に戻ってきた」と強調した。

by deracine69 | 2008-06-06 09:50 | ヨーロッパ  

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