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北京の地下鉄新路線、開業初日にいきなり遅れ

7月19日21時56分配信 産経新聞

 【北京=川越一】北京五輪に向け、総額223億元(約3500億円)を投じて整備が進められていた空港線と地下鉄など新路線3本が19日午後、開通した。利便性が増した地下鉄は五輪期間中、1日平均約500万人の利用が見込まれている。20日からは車のナンバーの偶数、奇数による交通規制も始まり、大気汚染の改善と渋滞緩和が期待されている。

 同日は空港線と女子マラソンの野口みずき(シスメックス)が“北京の秋葉原”と呼んだ市北西部の電器街「中関村」や、東部のビジネス街を通る地下鉄10号線が開業した。10号線から乗り換えて五輪公園に向かう五輪支線はテロ対策のため、選手や関係者、当日の入場券を持つ観客しか利用できず、北土城駅の駅員によると、開業は五輪開幕の8月8日になるという。

 一方、北京国際空港と北京市内を約20分で結ぶ全長28キロの空港線は、開業初日、緊急停車を繰り返し、10分程度の遅れが出るケースもみられた。ビニールハウス状の空港駅は蒸し暑く、電車を待つ乗客が汗だくになっていた。

 母親と一緒に空港線を利用した北京市の大学生、殷丑楠さん(20)は「時間が短縮できるから25元(約390円)でも許せる。混雑していなかったら、これからも利用したい」と話していた。

by deracine69 | 2008-07-19 21:56 | アジア・大洋州  

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