世界最速の北京~天津間高速鉄道で試乗会、8月1日開業へ
7月22日11時2分配信 読売新聞【北京=寺村暁人】8月1日に開通する北京~天津間の高速鉄道の試乗会が22日、海外メディア向けに行われた。
最高時速350キロで北京~天津間を30分で結び、所要時間を従来の半分以下に短縮する計画だ。実現すれば仏TGVを抜いて世界最速の営業運転路線となる。総工費は200億元(約3100億円)。
この路線には、日本の新幹線「はやて」をベースとした「CRH2-300」と、独シーメンスの技術を導入した「CRH3」の2種類の車両が使われる。中国鉄道省は、いずれも「外国の技術を元に、国情にあわせて自主開発した」としている。
開通予定は北京五輪開幕直前で試運転を開始したのは7月1日と、「高速鉄道としては異例」(業界関係者)の短さ。鉄道省の王勇平・宣伝部長は「安全性には配慮しており問題はない」と強調した。
by deracine69 | 2008-07-22 11:02 | アジア・大洋州