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新日鉄八幡火災 高炉の稼働再開 火勢弱まり20時間ぶり

7月30日13時2分配信 毎日新聞

 新日本製鉄八幡製鉄所(北九州市戸畑区)構内のコークス工場で起きた火災は、発生から一夜明けた30日朝もガスがまだ残っており、鎮火には至っていない。ただ、火勢は弱まり、黒煙も市街地からはほとんど見えなくなっている。一方、停止していた高炉は同日午前7時26分、20時間ぶりに稼働を再開し、順次各工程の生産ラインを復活。鉄鋼生産を始め、コークス工場を除きほぼ全面的に操業を再開した。

 同製鉄所では29日午前6時40分ごろ、構内のコークス炉でベルトコンベヤーから出火しているのを社員が見つけた。けが人はなかったが、ガスが残っていれば再引火する恐れがあるため、燃え尽きるのを待っていた。ガスの減少に伴い30日午前1時半ごろ、コークス炉の配管と冷却工程の2カ所に空気が流入して異常燃焼を起こし、爆発が2回発生したが、けが人はなく、配管などを損傷するにとどまった。

 火災による減産は、生産能力20時間分に当たる8000トンにフル稼働に至るまでの分を加えた1万トン弱となりそう。鋼材供給への影響は在庫で対応する。ただコークス工場は点検、改修作業に2、3日はかかるため、火災の発生していなかった第4コークス炉でも、再稼働は早くて数日後になる見通しだ。【石戸久代、佐野優】

by deracine69 | 2008-07-30 13:02 | 経済・企業  

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