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フグ産地偽装容疑の「エツヒロ」、突然解雇に従業員反発

2008年7月30日 読売新聞

 山口県下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」(森敏一社長)による産地偽装問題で、同県警は29日、中国産養殖トラフグを「熊本県産」などと偽って販売したとして、不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で、山口県長門市の同社工場など十数か所を捜索し、中国産の冷凍トラフグ7箱(計70キロ)や仕入れ伝票、納品書、決算報告書、パソコンなど約800点を押収した。

 県警は押収資料を分析し、産地偽装の全容解明とともに、詐欺容疑での立件も目指す。

 一方、森社長は同日付で、従業員約50人を解雇し、営業を停止すると取引先に対して通知した。しかし、工場の操業を止めているため、ほとんどの従業員が解雇のことを知らされなかった。男性従業員の一人は「社長から具体的な話が何もない。みんな生活がかかっている。ふざけるなと言いたい」と憤っていた。

by deracine69 | 2008-07-30 23:59 | 経済・企業  

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