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相次ぐ食品偽装の事件化 目立つ外国産の偽装 悪質な手口も

2008.7.30 00:16 MSN産経ニュース

 次々に発覚し、収束の兆しも見えない食品偽装。今年に入って、農林水産省などで把握しているだけでも刑事事件となった偽装は9件。中国産など、価格の安いアジア産食品を国産と偽り販売する手口が多い。

 29日に家宅捜索を受けたエツヒロは中国産フグを国産と偽って販売。大阪市の水産物輸入販売会社「魚秀」や静岡市の商社「東海澱粉」も中国、台湾産ウナギを国産と偽装していた。ワカメやチリメンジャコでも同様の偽装が摘発された。

 捜査関係者は「利益目的ということがはっきりしており、犯意が明確だから事件化されやすいのでは」と話す。丸明のように経営者が指示しながら関与を否定したり、魚秀のように架空会社を製造者として表示したり、悪質さが際だつ偽装の摘発も目立つ。

 警察庁では昨年11月、農水省と積極的に食品偽装の情報交換を進める協定を結び、捜査態勢を整えている。農水省幹部は「偽装に対する国民感情は厳しくなっている。一方で、認識が変わっていない業者が多い」と食品業界に警鐘を鳴らしている。

by deracine69 | 2008-07-30 00:16 | 経済・企業  

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