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B787納入遅れるボーイング社、代替機リース提案へ 日航、全日空に

8月2日8時1分配信 産経新聞

 来日した米ボーイング社のランディ・ティンゼス副社長が1日までに産経新聞社のインタビューに答え、再三にわたる新型航空機B787の納入遅れの“補填(ほてん)策”として、代替機種のリースを日本航空や全日本空輸に提案する方針を示した。

 同氏は「具体的な交渉内容は話せない」としつつも、「新たな納入ガイダンスをもとに航空各社と一緒に遅延の影響を考え、解決したい」とし、その方策としては「他の航空機をリースしたりなど、いくつか考えられる」と述べた。

 B787は機体が軽く燃費効率がいい同社の新型機で、日本では日航が35機、全日空が50機注文している。しかし、製造プロセスでの部品不足などが原因で、今年5月の予定だった納入時期が、最終的に来年7~9月期にまで遅延。

 両社はB787導入に合わせて引退させる予定だった古い航空機を使い続けざるをえず、燃費効率が改善されないことなどで損害をこうむる状況になっている。

 納入までの埋め合わせなどとして燃費効率がましな代替機が提供されれば、損害の一部を補う効果があるとみられる。

by deracine69 | 2008-08-02 08:01 | 経済・企業  

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