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<民主>小沢氏3選へ決起集会?…鳩山氏別荘に幹部勢ぞろい

8月17日21時4分配信 毎日新聞

 民主党の鳩山由紀夫幹事長を中心とする「政権交代を実現する会」の合宿研修会が17日、長野県軽井沢町で始まった。9月の党代表選の構図は定まらないが、小沢一郎代表の3選支持を公言する菅直人代表代行、山岡賢次国対委員長、直嶋正行政調会長ら党執行部が勢ぞろいした。鳩山氏は自身の別荘で開かれた懇親会であいさつし、「代表選については言わないが、『あうんの呼吸』で頑張りましょう」と笑いを誘った。小沢氏3選を当然視する党内の雰囲気を印象づけた。

 合宿には小沢氏支持の若手グループ「一新会」メンバーを含む国会議員約60人のほか、代表選の投票資格を持つ元職・新人の公認内定者約40人も出席した。

 6月の国会閉会後に開催された党内各グループの合宿参加者は、前原誠司副代表が所属する「凌雲(りょううん)会」が約25人、野田佳彦広報委員長が中心の「花斉(かせい)会」が約30人で、鳩山グループが最も多い人数を集めた。

 「一新会」は当初、「代表選前の合宿は憶測を招く」として例年夏に行う合宿を秋に延期。しかし、鳩山氏が一新会メンバーに、鳩山氏自身のグループの研修会への参加を呼び掛けた。このため、この日の合宿は「小沢陣営」の決起集会的要素も帯びる形となった。小沢氏自身は「(マスコミが注目するので)自分は行かない方がいいだろう」と鳩山氏の誘いを断ったという。

 代表選の対抗馬を巡っては、前原氏が不出馬を明言し、岡田克也副代表と仙谷由人元政調会長も立候補に後ろ向きで、可能性が残るのは野田氏と枝野幸男元政調会長の2人にほぼ絞られた。党内では「内閣改造を受けて早期の解散・総選挙の可能性が高まった」との見方から、小沢氏の無投票3選を望む空気が強まっている。【野口武則】

by deracine69 | 2008-08-17 21:04 | 政治  

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