人気ブログランキング | 話題のタグを見る

五輪開催中に中国がチベット弾圧か

8月21日23:22 TBS News

 フランスを訪問中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が21日、ルモンド紙のインタビューに対し、「今月18日に中国軍がチベット人の群衆に発砲し、およそ140人が死亡した可能性がある」と語りました。

 21日発売のルモンド紙の中でダライ・ラマ14世は、「今月18日にチベット東部のカム地方で中国軍がチベットの群衆に発砲した。数字は確認する必要があるが、おそらく140人のチベット人が殺害された」と述べ、オリンピックの開催中も、中国政府がチベットへの弾圧を増大させているとして強く非難しました。

 さらに、ダライ・ラマは、チベット民族居住区の中に新たに軍の野営地の建設が進められており、「野蛮な抑圧計画が長期化しつつある」と指摘しました。

 また、再開された中国政府との対話については、オリンピックまでは「胡錦濤主席が真剣な議論を約束した」が、既に「失望し、壁に突き当たっている」との見方を示しました。

 こうした状況を受け、チベット亡命政府の議会が9月に招集されるということです。

 ダライ・ラマ14世は今月11日から23日までの予定でフランスを訪問中ですが、目的は「宗教的なもの」だとして、これまで中国政府への批判をしていませんでした。

 ルモンド紙の報道について、中国外務省の報道官はJNNの取材に対し、「記事は読んだが、情報がないので確認できない」とコメントしています。


チベット民族居住地区で発砲 中国外務省「確認しようがない」
2008.8.21 23:45 産経新聞

 中国外務省当局者は21日、中国軍が北京五輪期間中の18日に、中国のチベット民族居住地域で群衆に向け発砲、多数の死者が出たとの仏紙報道について「報道を見ておらず確認のしようがない」と述べた。

 当局者は「どんな状況か分からない」として、外務省として今後、報道について確認する考えを示した。(共同)

by deracine69 | 2008-08-21 23:22 | アジア・大洋州  

<< タイの変死体は岐阜出身の男性、... 長男を激しく揺さぶり死亡させた... >>