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空の旅、偽りあり! 広告の新座席、実はなかった 公取委、全日空に排除命令

8月26日8時0分配信 産経新聞

 全日本空輸(東京都港区)が4月にサービスを開始した国内線の「プレミアムクラス」の広告に、当時はどの機体にも導入されていなかった新型座席の写真を掲載したとして、公正取引委員会は25日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。

 公取委によると、全日空は2~3月にかけて、通常の料金に上乗せすることで利用できるプレミアムクラスを導入したことを新聞広告で告知。専用のカウンター、バーラウンジを使用できるほか、優先搭乗、機内食の提供、通常より良いゆったりした新型座席を利用できるというものだった。

 しかし座席に関しては、サービス開始時に広告と同じ新型座席に替えていた機体はなく、プレミアムクラスを導入した1日360便のうち、87便では従来の座席の前後の間隔を広げる改修をしただけだった。残る273便は改修もしていなかった。CMと同じタイプの座席は、8月現在で8機で導入している。

by deracine69 | 2008-08-26 08:00 | 経済・企業  

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