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元若ノ鵬、八百長を「告発」=「週刊現代」裁判で証人に-大相撲

2008/09/29-12:28 時事通信

 大麻所持容疑で逮捕され日本相撲協会から解雇された元幕内若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン・アレキサンドロビッチ元力士(20)が29日、東京都内で記者会見し、「幕内に入った途端にアンフェアな取組を強いられてお金を渡された」と語り、現役中に八百長をしていたと発言した。「週刊現代」の八百長報道をめぐり、相撲協会などが発行元の講談社などに損害賠償などを求めている裁判で、被告側証人として出廷する考えだという。

 記者会見は講談社側が主導。元若ノ鵬はロシア語の書面を読み、かかわったとする相手力士の名前などの詳細には触れなかった。元若ノ鵬は発言した理由を「今の相撲界は汚い。戻れるとしても、きれいな世界に戻したい」などと語った。

 元若ノ鵬は解雇を不服として同協会に力士としての地位確認などを求める訴訟を東京地裁に起こしている。露鵬、白露山の解雇についても「本当に大麻を吸っている力士や親方を処分しないのはどうか」などと述べた。




元若ノ鵬、八百長を示唆 「金渡された」法廷証言も 都内で会見
9月29日15時54分配信 産経新聞

 大相撲の八百長疑惑を報じた週刊現代の記事で名誉を傷付けられたとして、日本相撲協会と横綱朝青龍関ら力士が発行元の講談社などに損害賠償などを求めた裁判で、大麻取締法違反容疑で逮捕され協会を解雇されたロシア出身の元幕内力士、若ノ鵬(20)=本名、ガグロエフ・ソスラン=が29日、東京都内で会見し、講談社側の証人として法廷で証言し、八百長を告発する考えを示した。

 元若ノ鵬は会見で「現在の相撲協会は汚い。幕内に上がったらアンフェアな取組を強いられお金を渡された。親方も黙認していた」と述べ、自身も八百長にかかわっていたことを示唆。そのうえで講談社側の証人として法廷で詳しい証言をするとした。

 また大麻の使用についても「ほかに使用してる親方や力士がいるのに処分されていない。その他の協会の悪事についても証言していく」と付け加えた。

 裁判は東京地裁で係争中。10月3日の次回弁論で元若ノ鵬の証人申請をする。またこの日は朝青龍関が出廷し、本人尋問が行われる。

 元若ノ鵬は、解雇処分が厳しすぎるとして、処分の無効を訴え、地位確認を求める訴訟を東京地裁に起こしている。

                   ◇

 ■物的証拠?「私が目撃者」

 元若ノ鵬の会見のやりとりは次の通り。

 元若ノ鵬(通訳を交えロシア語で会見)「迷惑をかけたことを改めておわびします。相撲が大好き。もう一度相撲に戻れると信じています。しかし、現在の協会は汚い。戻れたとしても、今のままでは我慢できない。何をされるか分からない。私は強くなりたい、大関、横綱になりたいと思っていたが、幕内に上がるとアンフェアな取組を組まされ、お金を渡されました。断ったりすると、かわいがられる。親方衆も知っていても注意しなかった。現役時代にアンフェアな取組をしていた。週刊現代側の証人として法廷で話します。協会は北の湖理事長を理事長から降ろし、『大麻を吸っていない』と言っている露鵬と白露山にも解雇という重い処分を下しました。しかし、本当に大麻を吸っている力士や親方を処分しないのはどういうことなのか。知っている限りのことを話したい。そのほか相撲協会で行われている悪事の真実を話したいと思います。決意に至ったのは、大好きな相撲をきれいにしたく、外国人の名誉を回復したかったからです」

 --具体的にアンフェアな取組とは

 「裁判ではっきり言う」

 --週刊現代との接触の経緯は

 「ノーコメント」

 --物的証拠はあるのか

 「私自身が目撃者で証人です」

by deracine69 | 2008-09-29 12:28 | スポーツ  

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