タイ反政府勢力が空港撤収開始、完全復旧まで2週間
12月3日12時37分配信 読売新聞【バンコク=田原徳容】タイの首都バンコク郊外のスワンナプーム国際空港を占拠していた反政府勢力「市民民主化同盟(PAD)」は3日朝、ソムチャイ内閣の総辞職を受けて撤収を開始、9日間にわたった空港封鎖は終結した。
2日夜には航空貨物輸送が再開。空港当局によると、一部の国際線旅客機も4日深夜から運航を始めるが、完全復旧まで約2週間かかるとみており、当面は軍用空港を利用した代替輸送が続く見通しだ。
PADは、バンコクのドンムアン空港からも撤収を開始した。有力指導者のチャムロン元バンコク知事は3日朝、スワンナプーム空港で「我々は政権打倒を実現した」と語り、支持者らと握手を交わした。PAD幹部は完全撤収後、警察に出頭するという。
by deracine69 | 2008-12-03 12:37 | アジア・大洋州